【オプション機能】オペレータ機能の利用

本オペレータ機能はオプション機能です。ご利用希望のお客様はお気軽に弊社サポートまたは貴社担当者までご連絡下さい。


オペレータ機能は、無人対応(チャットボット)から有人対応(オペレータチャット)に処理を移し、必要に応じて無人/有人対応を切り替える機能です。

・オペレータ対応チャットは、Botbird for Businessの管理画面内から行います。
・オペレータ対応中はチャットボットは自動返答を停止し、対応終了後に再開します。
・オペレータ呼び出しをボット会話のどのようなタイミングで開始するかを、シナリオによって任意に変更可能です。
・オペレータがログインしているときにだけ、オペレータを呼び出す選択肢を提示することが可能です。
対応プラットフォーム:WEBチャット・LINE WORKS


1)WEBチャット/LINE WORKSでの設定(管理者)
2)オペレータアカウントの作成(管理者)
3)オペレータ起動シナリオの作成(管理者)
4)ボット会話からオペレータ呼び出しへ(会話ユーザー)
5)オペレータアカウントのログインとオペレータ会話の開始(オペレータ)
6)オペレータ会話の終了(オペレータ)


1)WEBチャット/LINE WORKSでの設定(管理者)

①WEBチャットの場合
オペレータ機能に対応したHTMLタグが必要ですので、別途弊社より発行を受けて下さい。(既存のオペレータ無し用HTMLタグと別ページで共用可能です)

②LINE WORKSの場合
こちらのLINE WORK設定画面ヘルプをご確認のうえ、LINE WORKS Developerページ上で作成するボット作成時の「Callback URL」を、別途弊社にて発行するURLに変更してご利用下さい。
なお、こちらは既存のボットとの併用は出来ません。お試しになる場合は、既存のBot設定の「Callback URL」を一時的に変更してお試し下さい。

2)オペレータアカウントの作成(管理者)

①左メニューから「オペレータ」-「オペレータ管理」を選んで下さい。
スクリーンショット 2019-11-25 19.42.58.png

②オペーレータID、オペレータアカウント名、パスワード、ニックネーム、Eメール等を入力して、「サーバに保存」を押して下さい。
スクリーンショット 2019-11-25 19.43.57.png

3)オペレータ起動シナリオの作成(管理者)

①シンプル返信やシナリオボットにて、ボットが「/manual」と返信する設定を作成して下さい。

②シナリオボットの選択肢では、オペレータがログインしている時だけその選択肢を表示する{operator_login}タグや、オペレータがログインしていない時だけその選択肢を表示する{operator_nologin}タグを利用することも出来ます。スクリーンショット 2019-11-25 19.52.15.png

4)ボット会話からオペレータ呼び出しへ(会話ユーザー)

①会話ユーザーにて上記の会話が呼び出されると、オペレータ呼び出しが開始されます。

②オペレータ呼び出しが行われると、オペレータに通知メールが届きます。

スクリーンショット 2019-11-25 14.43.44.png

5)オペレータアカウントのログインとオペレータ会話の開始(オペレータ)


①上記2)で作成したオペレータ用アカウントにログインしておきます。

オペレータ対応をする際の管理画面は通常のものとログインURLが異なりますのでご注意ください。
https://botbird.biz/member/login_operator
ログインには、「アカウントID」「オペレータID」「オペレータパスワード」の3つの情報を必要とします。

②左側メニュー「オペレータ」内の「オペレータ手動返信」の画面を開きます

スクリーンショット 2019-11-25 19.42.58.png

③対応するIDのリンクを選ぶと、その会話ユーザとチャットできる画面が開きます。そちらでチャット応対を行って下さい。

(Tips:) 対応リストのある画面をクリックしておくと、ユーザーから呼び出しがあった際に音で知らせることができます(Google Chromeでのみ動作します)

スクリーンショット 2019-11-25 19.58.59.png

※その他画面に設置しているプレビュー用のチャットウィンドウと間違えないようにご注意ください。横幅が広いものがオペレータ対応用のチャットウィンドウです。

スクリーンショット 2022-02-28 10.30.16

 

6)ビデオ通話の開始(オペレータ)

①オペレータは、チャット画面のビデオアイコンを利用してビデオ通話を開始することが可能です。

②利用者には、下記のようにビデオ通話画面へのリンクが表示されます。

スクリーンショット 2022-01-28 12.11.23

 

 

 

③ビデオ通話画面は下記のようになります。

 スクリーンショット 2022-02-28 10.30.32

スクリーンショット 2022-02-28 10.30.57

7)オペレータ会話の終了(オペレータ)

①会話を終了する場合は、「/bye」と入力して下さい。
 ユーザーが「Close」ボタンを押した場合も会話が終了します。

②終了後、会話ユーザはもとのボット対応に戻ります。

 

動作環境

オペレータ

  • プラットフォーム
    • Windows
    • macos
  • ブラウザ
    • Chrome 最新安定版
    • Firefox 最新安定版
    • Windows: Microsoft Edge(Chromium版) 最新安定版
      • ※Internet Explorer、Microsoft Edge旧版ではご利用になれません
    • macos: Safari 最新安定版

ユーザー

  • プラットフォーム
    • Windows
    • macos
    • iOS 最新安定版
    • Android 最新安定版
  • ブラウザ
    • PC/Mac
      • Chrome 最新安定版
      • Firefox 最新安定版
      • Windows: Microsoft Edge(Chromium版) 最新安定版
        • ※Internet Explorer、Microsoft Edge旧版ではご利用になれません
      • macos: Safari 最新安定版
    • iOS
      • Safari 最新安定版
    • Android
      • Chrome 最新安定版

メッセージ設定:外部検索ボット

■外部検索ボットとは?

JSONやRSSを返す外部検索・DB連動APIを呼び出しながら会話を行うことが出来るボットです。
シンプル返信ボットの返信メッセージで{search_api}タグを利用することで発動します。


■外部検索ボットの設定方法

・外部検索ボット画面での設定
左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「外部検索ボット」を選択して下さい。

<各項目の説明>

・ID
各項目に入力して[サーバーに保存]を押した後、自動的にIDが表示されます。
(特定の数字を入力することが出来ません。)

・APIのURL
外部検索に利用するURLを入力して下さい。

・HTTPメソッド
▼を押して「GET,POST,HEAD,OPTIONS,PATCH,PUT,SEARCH」から選択して下さい。

・HTTPコンテントタイプ
必要に応じて設定して下さい。

・送信パラメータ
JSON形式で記載するパラメータ内でのみ、下記のタグを利用することが出来ます。

{%q%}:外部検索起動時に受け取ったメッセージ全体
{%u%}:会話相手のユーザーID
{%w%}:外部検索起動時に受け取ったワード ※{search_api:xxx:yyy}のyyy部分
{%w0%}:yyy部分がカンマ区切りだった場合、最初(インデックス0)のワード
{%w1%}:yyy部分がカンマ区切りだった場合、次(インデックス1)のワード
{%w2%}:yyy部分がカンマ区切りだった場合、次(インデックス2)のワード、以下同様

・戻り値タイプ
▼を押して「JSON,RSS」のどちらかを選択して下さい。

・結果配列名
RSS形式の場合は、入力不要です。
JSON形式の場合は、必要に応じて入力して下さい。

・1回の返信件数
未入力の場合、デフォルト設定で反応します。
必要に応じて設定して下さい。

・フィードバック受付
「ON,OFF」のどちらかを入力して下さい。
ONにしておくと、外部検索を表示時に「この回答に満足か不満足か」を質問することが出来ます。

・機械学習利用
「ON,OFF」のどちらかを入力して下さい。
ONにしておくと、複数結果の表示順序が変わります。

・タイトルFormat
外部検索の結果表示時(返信時)の選択肢の表示設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定で表示されます。

・結果表示Format
外部検索の結果表示時(返信時)の選択肢の表示設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定で表示されます。


参考画像:「:」と設定している場合、LINEボット上では上記のように表示されます。

・画像URLFormat
外部検索の結果表示時(返信時)の選択肢の表示設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定で表示されます。

・リンクURLFormat
外部検索の結果表示時(返信時)の選択肢の表示設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定で表示されます。

・次に進む選択文言
外部検索の結果表示時(返信時)の選択肢「次に進む」の文言設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定で表示されます。

・前に戻る選択文言
外部検索の結果表示時(返信時)の選択肢「前に戻る」の文言設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定となりますので、必要に応じて入力して下さい。

・フィードバック受付文言
フィードバック受付を「ON」にしている場合にのみ、反映される設定です。
外部検索の結果表示時(返信時)の選択肢にフィードバックを受け付けるための文言設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定となりますので、必要に応じて入力して下さい。


参考画像:未入力のままの場合、LINEボット上では上記のように表示されます。

・終了する選択文言
外部検索の結果表示(返信)を終了させるための文言設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定となりますので、必要に応じて入力して下さい。

・リンク選択文言
外部検索の結果表示時(返信時)の選択肢の表示設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定で表示されます。

・結果無し返信文言
外部検索の結果、指定の検索がヒットしなかった場合に表示される文言設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定となりますので、必要に応じて入力して下さい。

・フィードバックへの返信文言
フィードバック受付を「ON」にしている場合にのみ、反映される文言設定です。
未入力の場合は、デフォルト設定となりますので、必要に応じて入力して下さい。

・終了への返信文言
外部検索の結果表示(返信)を終了する時の文言設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定となりますので、必要に応じて入力して下さい。

・エラーの返信文言
エラーが発生した場合に表示する文言設定になります。
未入力の場合は、デフォルト設定となりますので、必要に応じて入力して下さい。

 


■シンプル返信ボットでの置き換え設定

{search_api:xxx} : 外部検索ボットを開始する
→xxxx部分は、外部検索APIのIDを入力して下さい。
{search_api:xxx:yyy} : 外部検索ボットを開始する
→yyyy部分は、外部検索APIに送るワードを入力して下さい

・設定例1
反応ワード:「新着ニュース」

→返信メッセージ :{search_api:xxxx}
→外部検索ボットのURLに「https://news.yahoo.co.jp/pickup/rss.xml」をRSSで登録しておく。※詳細設定方法は下記参照
・設定例2
反応ワード:「(.*)のニュース」

→返信メッセージ :{search_api:xxxx:{match0-1}}
→外部検索ボットのURLに「https://news.google.com/news」、送信パラメータに「{“output”:”rss”,”q”:”{%w%}”}」をRSSで登録しておく。※詳細設定方法は下記参照

■外部検索ボットでの置き換え設定


[URL]
 : 時刻の置き換え文字が利用可能です。

[送信パラメータ] :JSON形式で記載するパラメータ内で下記を利用可能

{%q%}:外部検索起動時に受け取ったメッセージ全体
{%u%}:会話相手のユーザーID
{%w%}:外部検索起動時に受け取ったワード ※{search_api:xxx:yyy}のyyy部分

{%w0%}:yyy部分がカンマ区切りだった場合、最初(インデックス0)のワード
{%w1%}:yyy部分がカンマ区切りだった場合、次(インデックス1)のワード
{%w2%}:yyy部分がカンマ区切りだった場合、次(インデックス2)のワード

[結果配列名] : 外部検索結果のパラメータ名を(カンマ区切りで複数階層指定可能)

[タイトルFormat] :タイトル名として表示する文字列を<%〜%>の形式で指定します(カンマ区切りで複数階層指定可能)。RSSの場合は空欄であっても、可能な場合は取得します。

[結果表示Format] :説明文として表示する文字列を<%〜%>の形式で指定します(カンマ区切りで複数階層指定可能)。

[画像URLFormat] :表示する画像のURLを<%〜%>の形式で指定します(カンマ区切りで複数階層指定可能)。RSSの場合は空欄であっても、可能な場合は取得します。

[リンクURLFormat] :表示するリンク先を<%〜%>の形式で指定します(カンマ区切りで複数階層指定可能)。RSSの場合は空欄であっても、可能な場合は取得します。

・設定例1
[URL] : http://feedblog.ameba.jp/rss/ameblo/xxxxxxxxx/rss20.xml
[HTTPメソッド] : GET
[戻り値タイプ] : RSS

・設定例2
[URL] : https://news.google.com/news
[HTTPメソッド] : GET
[送信パラメータ] : {"output":"rss","q":"{%w%}"}
[戻り値タイプ] : RSS
[結果表示Format] : <%contents%>:<%link%>

・設定例3
[URL] : https://ci.nii.ac.jp/books/opensearch/search
[HTTPメソッド] : GET
[送信パラメータ] : {"format":"json","q":"{%w%}"}
[戻り値タイプ] : JSON
[結果配列名] : @graph,0,items
[タイトルFormat] : <%title%>
[結果表示Format] : <%dc:creator%>/<%dc:publisher,0%>
[リンクURLFormat] : <%link,@id%>

https://ci.nii.ac.jp/books/opensearch/search?format=json&q=【検索したい文字列】にアクセスすると実際に取得できる値(JSON形式)が確認できます。

取得できたJSONの例:
スクリーンショット 2020-10-05 10.32.01

子ボット機能について

 

 

■子ボット機能とは?

子ボット機能とは、話し掛けてきた相手(以下相手)に、複数のボットを混ぜて返信させることが出来る機能です。
基本は「親ボット」が相手と会話し、一部分・特定の箇所のみ「子ボット」が返信出来ます。

 


 

■シンプル返信ボット設定方法

①呼び出し許可設定を行います
親ボット(呼び出し元)のアカウントにログインし、左側メニュー「全体設定」をクリックし、「ボット設定」を選択して下さい。

ボット設定メニュー内「GOOGLE HOME接続設定」を表示し、「ボットID」をコピーして下さい。
※IDのコピーは必ず親ボット側で行って下さい。
これで親ボット側の呼び出し許可設定は終了です。

子ボット(呼び出し先)のアカウントにログインし、左側メニュー「全体設定」をクリックし、「ボット設定」を選択して下さい。
ボット設定メニュー内「他ボットからの呼び出し設定(Βテスト中)」を表示し、コピーしておいた親ボット(呼び出し元)側ボットIDを貼り付け、[アップデート]ボタンを押して下さい。
特定のIDを入力せずにID「*」と入力しておいた場合、全てのボットを親ボット(呼び出し元)として呼び出し許可します。

 


 

②各メッセージ設定を行います
親ボット(呼び出し元)
側、子ボット(呼び出し先)側で返信したいメッセージを入力します。
基本の会話は親ボット(呼び出し元)側、一部分・特定の箇所のみ子ボット(呼び出し先)側で設定して下さい。
※各設定中、優先度の設定を充分にご注意下さい。
※優先度を正しく設定出来ていない場合、ボットが動作しなくなってしまいます。

 


 

③呼び出し用置き換えタグを入力します
親ボット(呼び出し元
側のメッセージ設定で、子ボット(呼び出し先)側と切り替えるワードをを入力する際に、返信メッセージに置き換えタグ「{child_bot:子ボットのID:最低優先度}」を入力します。
最低優先度を入力することで、子ボット(呼び出し先)側の返信メッセージを全て確認させるのではなく、優先度で範囲指定して返信メッセージを確認させることが出来ます。


【設定例】

・親ボット(呼び出し元)のボットID:100
・子ボット(呼び出し先)のボットID :200
のとき、子ボット(呼び出し先)側「他ボットからの呼び出し設定(Βテスト中)」設定欄に「100」と入力します。

そのうえで、親ボット(呼び出し元)側管理画面のシンプル返信ボットで

・検索ワード:.*
・返信メッセージ:{child_bot:200:30}

と入力しておくと、子ボットの優先度30以上までチェックを行って、返信します。

 

 


 

④動作確認を行います
親ボット(呼び出し元)
に話しかけ、子ボット(呼び出し先)が正しく動作するか確認して下さい。
動作がおかしい時は、子ボット(呼び出し先)側のボット設定(特に優先度)の確認を行って下さい。
子ボット(呼び出し先)側のシナリオボットを呼び出した場合、シナリオボットは優先度を設定せずにデフォルト状態のままだと0になっていますので、必ず優先度を設定して動作を確認して下さい。

 

 

【参考情報】
各優先度を活用すると、最低優先度のみの指定ではなく「最高優先度と最低優先度」両方を指定した範囲のメッセージを返信させることが出来ます。

・親ボット(呼び出し元)としての優先度80:タグの中60
呼び出し用置き換えタグ「{child_bot:子ボットのID:60}」

親ボット(呼び出し元)の動作
→親ボット(呼び出し元)の優先度100~80を確認して、返信します
→優先度80までに返信出来るメッセージがない(マッチしない)場合は、子ボット(呼び出し先)側のメッセージを確認しに行きます

子ボット(呼び出し先)の動作
→子ボット(呼び出し先)側の優先度100~60を確認して返信します
※{child_bot:子ボットのID:60}で確認する範囲を60で設定しているため、59以下の優先度を設定しているメッセージには反応しなくなります。(最低優先度が60となります)
→返信出来るメッセージがない(返信がマッチしない)場合は、親ボットに戻ります


・親ボットとしての優先度50:タグの中の子ボット30

呼び出し用置き換えタグ「{child_bot:子ボットのID:30}」

親ボット(呼び出し元)の動作
→親ボット(呼び出し元)の優先度100~50を確認して、返信します
→優先度80までに返信出来るメッセージがない(マッチしない)場合は、子ボット(呼び出し先)側のメッセージを確認しに行きます

子ボット(呼び出し先)の動作
→子ボット(呼び出し先)側の優先度80~50を確認して返信します
※{child_bot:子ボットのID:60}で確認する範囲を30で設定しているため、29以下の優先度を設定しているメッセージには反応しなくなります。
※子ボット(呼び出し先)側の最高優先度が100、最低優先度30までのメッセージが、確認出来る範囲となります。
→返信出来るメッセージがない(返信がマッチしない)場合は、親ボットに戻ります

上記を同時に設定してある場合は、実質

・親ボット(呼び出し元)側の優先度:80~50
・子ボット(呼び出し先)側の優先度:60~30

までの「最高優先度と最低優先度」両方を指定した範囲メッセージに反応することになります。

 

 

メッセージ設定:カスタムタグ

 

■カスタムタグとは?

カスタムタグは、「東京」と「TOKIO」など、複数の表現方法のある用語をひとつのタグとして定義することで、話し掛けてきた相手のメッセージ内容のワードに対して、複数の表現に同じような反応することができるタグを作成する機能です。正規表現だけでも同様の機能が実現できますが、カスタムタグにしておくことで、複数の返信設定で使いまわすことが可能となります。

 

■カスタムタグの設定方法

・カスタムタグ画面での設定
左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「カスタムタグ」を選択して下さい。
スクリーンショット 2018-03-16 14.43.46.png

<各項目の説明>

・タグ名(必須項目)
シンプル返信等の設定画面で検索ワード欄や返信メッセージ欄にこのタグ名を入れることでカスタムタグ機能を使います。(例:「tokyo」と指定すると、「{tag:tokyo}」というタグが利用できるようになります)

・複数表現(必須項目)
相手からのメッセージで反応したいワードを ”|” 記号区切で複数この項目に設定します。なおここには正規表現の利用も可能です。(例: 東京|とうきょう|トーキョー )

・置換ワード
反応したワードからその文字列を置き換えるための対象となる文字列を検索します。
・置換後ワード
文字列置き換えを行った後の文字列です

(置換ワード、置換後ワードの例1)
タグ名 tokyo
複数表現 東京|とうきょう|トーキョー
置換ワード 空欄
置換後ワード Tokyo
→検索ワードと返信メッセージで「{tag:tokyo}」と書くと、「とうきょう」が入力された場合に「Tokyo」と出力されます。

(置換ワード、置換後ワードの例2)
タグ名 date
複数表現 \d+年\d+月\d+日
置換ワード 年,月,日
置換後ワード /,/,
→検索ワードと返信メッセージで「{tag:date}」と書くと、「2018年12月10日」と入力された場合に「2018/12/10」と出力されます。

・優先度
カスタムタグの適用の優先度を「1~100」の数値で設定することが出来ます。
同じタグ名のカスタムタグの定義が複数存在した場合、優先度が高いカスタムタグの定義から順番にその複数表現を確認してゆきます。

 

 


 


【カスタムタグの設定例1】

カスタムタグを相手からのメッセージの反応にのみ使用する場合です。

 

・カスタムタグ側での設定

① まずタグ名を登録します。ここではタグ名の項目に「tokyo」という名前を書き加えます。

② 次に複数表現を登録します。複数表現という項目に 「 東京|とうきょう|トーキョー 」 と縦線”|”で反応させたいワードを区切ったかたちで書き込みます。

スクリーンショット 2018-03-07 15.52.33.png

③ 「サーバーに保存する」をクリックします。

 

・シンプル返信側での設定

左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「シンプル返信(簡易 or 詳細)」を選択して下さい。

① 検索ワードの項目に「 {tag:tokyo}で遊ぼうよ」 と書き込みます。

② 返信メッセージの項目に「わかった。いいよ。」と書き込みます。

スクリーンショット 2018-03-07 15.53.26.png

③ 「サーバーに保存する」をクリックします。

以上で設定は終了です。これで例えば以下のように
「東京で遊ぼうよ」 → 「わかった。いいよ」
「トーキョーで遊ぼうよ」 → 「わかった。いいよ」
複数のtokyoの表現に対してシンプル返信で設定したとおりの返しをすることができるようになります。

 

 



【カスタムタグの設定例2】

カスタムタグを相手からのメッセージの反応と返信メッセージにも利用する場合です。

 

・カスタムタグ側での設定

① まずタグ名を登録します。ここではタグ名の項目に「kyoto」という名前を書き加えます。

② 次に複数表現を登録します。複数表現という項目に 「 京都|きょうと|キョウト 」 と縦線”|”で反応させたいワードを区切ったかたちで書き込みます。

③ 置換ワードの項目を空欄のまま何も書かずにおきます。

④ 置換後ワードに「Kyoto」と書き込みます。

スクリーンショット 2018-03-07 15.54.10.png

⑤ 「サーバーに保存する」をクリックします。

 

・シンプル返信側での設定

左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「シンプル返信(簡易 or 詳細)」を選択して下さい。

① 検索ワードの項目に「{tag:kyoto}で遊ぼうよ」 と書き込みます。

② 返信メッセージの項目に「わかった。{tag:kyoto}で遊ぼう!」と書き込みます。

スクリーンショット 2018-03-07 15.55.03.png

③ 「サーバーに保存する」をクリックします。

以上で設定は終了です。これで例えば以下のように
「京都で遊ぼうよ」 → 「わかった。Kyotoで遊ぼう!」
「キョウトで遊ぼうよ」 → 「わかった。Kyotoで遊ぼう!」
このように複数のkyotoの表現に対して反応し、応答として置換後ワードに設定した単語を使って返答することができるようになります。


カスタムタグを定義してしまえば、そのタグを使い回すことができるので、シンプル返信の検索ワード設定での煩雑な正規表現の記述を簡単にすることができます。
以下のシンプル返信設定画面の例のように {tag:kyoto} というカスタムタグで定義したタグを何度も使うことができます。

スクリーンショット 2018-03-07 15.28.07.png

 

 

メッセージ設定:シンプル返信ボット

■シンプル返信ボットとは?

シンプル返信ボットは、話し掛けてきた相手(以下相手)に、シンプルに一度だけメッセージを返信したり、シナリオ開始のきっかけを設定することが出来ます。


 

■シンプル返信ボット設定方法

左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「シンプル返信(詳細)」を選択して下さい。

※「シンプル返信(詳細)」には「シンプル返信(簡易)」よりも詳細な設定項目がありますので、より高性能なチャットボットを作成することが出来ます。
設定を手軽に行いたい場合は「シンプル返信(簡易)」をご利用下さい。

①基本設定を行います

動作設定は作成したボットの動作を設定することが出来ます。
「動作中」「停止中」を選択出来ますので、ボットを動作させたい場合は「動作中」を選択後、「アップデート」ボタンをクリックして下さい。

学習返信の設定の項目は、シンプル返信で適切な回答が見つからない場合に、これまでの会話を機械学習したデータを用いて、類似回答を返すかどうかを設定します。「学習返信を使わない」「学習返信を使う」から選択することができます。

②メッセージを登録します

設定画面下部の②では、相手に返信するメッセージを登録します。登録後は必ず「サーバーに保存」を押してサーバーに情報を保存して下さい。

※スクロールバーは表示されませんが、→キーを押していくと順に各項目が表示されます。

※各項目が確認しにくい場合は「境界線」をドラッグすると表示幅を調整することが出来ます。

スクリーンショット 2020-09-29 11.44.04 (1)

登録欄には簡易版で設定出来る「ID」「検索ワード」「返信メッセージ」「優先度」以外に、好感度除外指定返信回数条件を設定出来る欄があります。

※Botbirdのボットには「キオク(好感度・ニックネーム)」をもつ機能が有ります。

※好感度(「スキ」「キライ」度)につきましては、こちらをご参照下さい 
http://help.metabirds.net/e1395292.html

・ID
その他の設定と連携出来るよう、メッセージにIDが割り振られます。
IDは自動割り振りとなるため、編集することが出来ません。

・検索ワード
ボットが相手のどの特定の文言に反応するかを設定することが出来ます。
相手からのメッセージの一部に設定した検索ワードが入っている場合、設定した返信メッセージを送信します。

・返信メッセージ
相手からのメッセージに検索ワードが含まれていた場合、ボットはこの項目で設定したメッセージを返信します。

・優先度
設定したメッセージの返信優先度を「1~100」の数値で設定することが出来ます。値が大きいものから順に検索ワードの判定が行われます

・スキ度付与
設定したメッセージを返信した時に付与する「スキ度」(0~10,000まで)を設定することが出来ます。

・キライ度付与
設定したメッセージを返信した時に付与する「キライ度」(0~10,000まで)を設定することが出来ます。

・曜日
メッセージを返信する曜日(ON)としない曜日(OFF)を設定することが出来ます。

・除外時間:から
メッセージを返信しない時間(開始時間)を設定することが出来ます。

・除外時間:まで
メッセージを返信しない時間(終了時間)を設定することが出来ます。

・スキ度条件:から
メッセージを返信する際に「スキ」度を利用した条件を設定することが出来ます。

例)「100」と設定した場合、この返信は「スキ」が100以上にしか行わないというフィルタリングが行えます。

・スキ度条件:まで
メッセージを返信する際に「スキ」度を利用した条件を設定することが出来ます。

例)「100」と設定した場合、この返信は「スキ」が100以下にしか行わないというフィルタリングが行えます。

・キライ度条件:から
メッセージを返信する際に「キライ」度を利用した条件を設定することが出来ます。

例)「100」と設定した場合、この返信は「キライ」が100以上にしか行わないというフィルタリングが行えます。

・キライ度条件:まで
メッセージを返信する際に「キライ」度を利用した条件を設定することが出来ます。

例)「100」と設定した場合、この返信は「キライ」が100以下にしか行わないというフィルタリングが行えます。

・返信回数条件:から
メッセージを返信する回数(最低回数)を設定することが出来ます。

・返信回数条件:まで
メッセージを返信する回数(最高回数)を設定することが出来ます。

※条件を複数設定した時は、全ての条件が満たされた時のみ返信されますのでご注意下さい。

メッセージ設定:定期・ランダムボット

 

■定期・ランダムボットとは?

定期・ランダムボットは、登録した複数のメッセージを定期的に、またはランダムでつぶやくように設定することが出来ます。

※LINE、Facebookメッセンジャー、Skype等で配信を有効とするには、配信相手ユーザーの許可(subscribe:購読)を得る為に、シンプル返信の返答に{subscribe}を加えた応答を一度行わなくてはなりません。
※例)反応ワード:「購読する」
→返信メッセージ:「{name}さん有難う!これから情報配信しますね!{subscribe} 」
※例)反応ワード:「購読やめる」
→返信メッセージ:「{name}さん有難うございました!{unsubscribe} 」

 

 


 

■定期・ランダムボット設定方法

左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「定期・ランダムボット」を選択して下さい。

teikirandom_01


①定期配信設定を行います

こちらでは、作成したメッセージの配信方法・時間間隔を設定することが出来ます。

・配信方法
ランダム(都度シャッフル・重複有)/ランダム2(全出力後シャッフル・重複無)
更新が新しい順/更新が古い順
作成が新しい順/作成が古い順
優先度が大きい順/優先度が小さい順
あいうえお順/あいうえお順(逆順)

上記10通りの順で、配信を方法を選択することが出来ます。
設定したい欄をクリックし、希望の配信方法を選択して下さい。

 

teiki_random02

・時間間隔
10分刻み(10,20,30,40,50,60分)、1時間刻み(1~最大12時間)、日数刻み(1~最大7日)、
10,20,30日間隔の中から、配信時間間隔を選択することが出来ます。
設定したい欄をクリックし、希望の時間間隔(分)を選択して下さい。

 

teikirandom_03

 

希望の「配信方法」「時間間隔(分)」を選択出来ましたら、必ず「アップデート」ボタンをクリックして下さい。

teikirandom_04

 

②メッセージを登録します
設定画面下部の②では、上記で設定した間隔で配信するメッセージを登録します。
登録欄には「ID」「メッセージ」「画像」の欄があります。
登録後は、必ず「サーバーに保存する」をクリックして下さい。

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・ID
その他の設定と連携出来るよう、メッセージにIDが割り振られます。
こちらは自動割り振りとなるため、編集することが出来ません。

・メッセージ
配信したいメッセージを記入します。

・画像
画像を添付してメッセージを配信したい場合、こちらの欄をクリックして設定を行って下さい。

 

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【新たに画像をアップロードして添付するには?】
画像を添付したいメッセージ欄と同行の「画像欄」をクリックします。
新しいウィンドウ「Image picker」が開きますので、2通りの方法から、ご設定下さい。

・既にネット上にアップロードしてある画像を添付したい場合
上段にある「画像のURLを指定」を使用します。
既にアップロード済みの画像のURLを記入し「設定」ボタンをクリックして下さい。

・新たに画像をアップロードして添付したい場合
中段にある「新規アップロード」を使用します。
「ファイルを選択」ボタンをクリックし、添付したい画像を選択して下さい。
その後「新規アップロード」ボタンをクリックして下さい。
※アップロード出来るファイルサイズは「3MB」までです。
※アップロード可能な拡張子は「gif,png,jpg,jpeg」になりますので、ご注意下さい。

 

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【既に「Botbird for business」内にアップロード済みの画像を添付するには?】
下段にある「一覧から選択」を使用します。
表示されている画像一覧から、添付したい画像を探し、「選択」ボタンをクリックして下さい。

画像の設定が完了しましたら、ウィンドウ右上の「□」をクリックして閉じて下さい。
定期・ランダムボット設定画面に戻ることが出来ます。

 

 

メッセージ設定:曜日時間指定ボット

 

■曜日時間指定ボットとは?

曜日時間指定ボットは、曜日や時間を指定して、メッセージを配信するように設定することが出来ます。

※LINE、Facebookメッセンジャー、Skype等で配信を有効とするには、配信相手ユーザーの許可(subscribe:購読)を得る為に、シンプル返信の返答に{subscribe}を加えた応答を一度行わなくてはなりません。
※例)反応ワード:「購読する」
→返信メッセージ:「{name}さん有難う!これから情報配信しますね!{subscribe} 」
※例)反応ワード:「購読やめる」
→返信メッセージ:「{name}さん有難うございました!{unsubscribe} 」

 

 


 

■曜日時間指定ボット設定方法

左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「曜日時間指定ボット」を選択して下さい。

 

①メッセージを登録します
設定画面下部の②では、相手に返信するメッセージを登録します。
登録欄には「ID」「時」「分」「メッセージ」「曜日選択」の欄があります。

・ID
その他の設定と連携出来るよう、メッセージにIDが割り振られます。
こちらは自動割り振りとなるため、編集することが出来ません。

・時
ボットがどの時間にメッセージを配信するか設定することが出来ます。
枠をクリック後▼をクリックすると、「0~23」がプルダウン形式で表示されますので、希望する時間を選択して下さい。

・分
ボットがどの時間にメッセージを配信するか設定することが出来ます。
枠をクリック後▼をクリックすると、「10,20,30,40,50」がプルダウン形式で表示されますので、希望する分を選択して下さい。

・メッセージ
上記で設定した時間に配信したいメッセージを記入します。

・曜日選択
「日,月,火,水,木,金,土」どの曜日に配信するか、選択することが出来ます。
配信したい曜日をチェックして下さい。

登録が完了しましたら、必ず「サーバーに保存する」をクリックして下さい。

 

 

メッセージ設定:RSS配信ボット

 

■RSS配信ボットとは?

RSS配信ボットは、ブログやニュースなどのRSS最新情報をメッセージで配信するように設定することが出来ます。

※LINE、Facebookメッセンジャー、Skype等で配信を有効とするには、配信相手ユーザーの許可(subscribe:購読)を得る為に、シンプル返信の返答に{subscribe}を加えた応答を一度行わなくてはなりません。
※例)反応ワード:「購読する」
→返信メッセージ:「{name}さん有難う!これから情報配信しますね!{subscribe} 」
※例)反応ワード:「購読やめる」
→返信メッセージ:「{name}さん有難うございました!{unsubscribe} 」

 

 


 

RSS配信ボット設定方法

左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「RSS配信ボット」を選択して下さい。

 

①基本設定を行います
動作設定は作成したボットの動作を設定することが出来ます。
「動作中」「停止中」を選択出来ますので、ボットを動作させたい場合は「動作中」を選択後、「アップデート」ボタンをクリックして下さい。

 

②RSSのURLと配信時のプレフィックスを設定します
設定画面下部では、RSSのURLと配信時のプレフィックスを設定することが出来ます。
登録欄には「ID」「RSS URL」「プレフィックス」の欄があります。

・ID
その他の設定と連携出来るよう、メッセージにIDが割り振られます。
こちらは自動割り振りとなるため、編集することが出来ません。

・RSS URL
ボットに配信をさせたい情報先となるRSS URLを記入します。

・プレフィックス
ボットが配信するメッセージの先頭に付される特定の文字列を記入します。
※記入例:【新着情報RSS】[◯◯ブログ新着記事]

登録が完了しましたら、必ず「サーバーに保存する」をクリックして下さい。

 

 

メッセージ設定:シンプル返信ボット(簡易)

■シンプル返信ボットとは?

シンプル返信ボットは、話し掛けてきた相手(以下相手)に、シンプルに一度だけメッセージを返信したり、シナリオ開始のきっかけを設定することが出来ます。

 


 

■シンプル返信ボット(簡易)設定方法

左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「シンプル返信ボット(簡易)」を選択して下さい。
※こちらを利用すると手軽にチャットボット設定を行うことが出来ます。
より高性能なチャットボット設定を行いたい場合は、「シンプル返信ボット」をご利用下さい。

①基本設定を行います
動作設定は作成したボットの動作を設定することが出来ます。
「動作中」「停止中」を選択出来ますので、ボットを動作させたい場合は「動作中」を選択後、「アップデート」ボタンをクリックして下さい。

②メッセージを登録します
設定画面下部の②では、相手に返信するメッセージを登録します。
登録欄には「ID」「検索ワード」「返信メッセージ」「優先度」の欄があります。

 

SS 2017-11-06 20.49.31

・ID
その他の設定と連携出来るよう、メッセージにIDが割り振られます。
こちらは自動割り振りとなるため、編集することが出来ません。

・検索ワード
ボットが相手のどの特定の文言に反応するか設定することが出来ます。
相手からのメッセージ内の一部に設定した検索ワードが入っている場合、設定した返信メッセージを送信します。

・返信メッセージ
相手からのメッセージ内に検索ワードが含まれていた場合、こちらで設定したメッセージをボットが返信します。

・優先度
設定したメッセージの返信優先度を「1~100」の数値で設定することが出来ます。

 

 

メッセージ設定:シナリオボット

■シナリオボットとは?

シナリオボットは、話し掛けてきた相手(以下相手)に設定したシナリオメッセージ順に従って、メッセージを配信します。

また、相手に用件、希望を選択してもらうことで、擬似会話を行うことが出来るため、色々な場面でシナリオボットを活用することが出来ます。

【基本的な考え方】

  • シナリオは、複数のシーンと、そのシーンに紐づく「選択肢」から成り立ちます。(選択肢では、予め回答を指定して選択してもらう方式と、自由入力による選択の両方が可能です)
  • あるシーンで、ある選択肢を選ぶと、別のシーンに遷移します。
  • 上記を継続することにより、相手と様々なバリエーションの会話を行うことが可能になります。

scenariobot_flowchart

<問い合わせ対応用のシナリオボットのメッセージをイメージ化した例>


■シナリオボット設定方法

左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「シナリオボット」を選択して下さい。

scenario_01

①シナリオ情報を新規作成します

シナリオボット設定画面上部で、シナリオ情報の設定を行います。
「シナリオ名」「シナリオの詳細」を記入後、「アップデート」ボタンをクリックして下さい。
※このとき、「開始シーンID」は空欄にしておいて下さい。

scenario_02
→ 「アップデート」ボタンをクリックすると、設定画面上部に「シナリオ名」が表示されるようになります。
また、同時にシナリオ情報に「シナリオIDが自動的に割り振られます。

scenario_03

②選択されたシナリオの各シーンを設定します

(1)ボットが一番最初に話すメッセージを入力します

・シナリオボット設定画面下部の「②選択されたシナリオの各シーン」の入力を開始します。
メッセージ欄をダブルクリックします。文字を記入後、エンターを押して下さい。
記入した文字がメッセージ欄に反映されたら「サーバーに保存する」をクリックして下さい。

scenario_04

scenario_05
クリックすると自動的に左横の「シーンID」が割り振られますので、①の「開始シーンID」の割り振られた数字を入力して下さい。

scenario_06メッセージ設定手順
「メッセージ欄をダブルクリック」→「メッセージをエンターで確定」→「サーバーに保存する」

※何かしら変更した場合は、都度「サーバーに保存する」をクリックして保存して下さい。

※クリックしないと、サーバーに入力したデータを反映することが出来ません。

scenario_07.png

(2)選択されたシーンで表示される選択肢を設定します

・②(1)で記入したメッセージ欄をクリックすると、右側の設定画面「③選択されたシーンで表示される選択肢を設定します」が反応し、設定テーブル上部に「SCENE:38:何かお困りでしょうか?」など、シーンIDと記入したメッセージが表示されます。

scenario_08
※シーンIDとメッセージは、常に②(1)で選択しているシーンが表示されます。
※選択肢を追加する時は、まず選択シーンIDが正しいか確認しながら設定を行って下さい。

・表示されたシーンIDとメッセージを確認後、このシーンでの選択肢を入力します。
「選択キー」は実際に入力してもらう文字、「メッセージ」は表示文言を入力してエンターを押して下さい。

「1」「2」「3」等の文字を記載するとユーザに提示される選択肢として利用されます。

一方、「/.*/」「/(こんにちは|今日は)/」のように「//」で囲んだ正規表現を記載すると、ユーザーには提示されない自由文選択肢として扱われます。また、「http://google.co.jp」のようにURLを書くとリンクが開くオプションとなります。

※正規表現については、こちらの検索結果などをご参照下さい。
https://www.google.co.jp/search?q=%E6%AD%A3%E8%A6%8F%E8%A1%A8%E7%8F%BE%E3%80%80%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85

sample20170508
→遷移先のシーンIDは「-1」と表示されますが、後ほどシーンIDが割り振られた時に編集して下さい。

scenario_09

(3)次のシーンを指定します

(2)に戻り、選択肢が繋がる次のシーンを入力します。
新しいシーンIDが振られますので、これを、ひとつ前のシーンの選択肢の遷移先として設定し、以後(2)(3)の繰り返しを行い、シナリオボットを作成して下さい。

※「終了」欄にチェックを入れると、ダッシュボードや統計情報にてシナリオ終了としてカウントされます。

※「ゴールID」欄に任意の英数字文字列(例:GOAL1)を入れると、そのシーンをゴールとみなして統計取得が可能となります。

scenario_botexample

<例:当記事上部の問い合わせ対応用のシナリオボットを実際に入力した画面>

TIPS
シナリオを複数作成されている方が、特定のシナリオを編集したい場合などに
「シナリオ検索」を行うことが出来るようになりました!

<シナリオ検索方法>
左側メニュー「メッセージ設定」をクリックし、「シナリオボット」を選択して下さい。

「シナリオボット」右上メニュー「シナリオ検索フィルタ」をクリックし、検索を行いたい
「シナリオID、シナリオ名、シーンID、シーンのメッセージ」のいずれかを記入して「アップデート」ボタンをクリックして下さい。

検索された情報が、下部「②選択されたシナリオの各シーンを設定します」欄に

表示されます。


作成したシナリオを開始させるには、シンプル返信ボットの返信に「{snr:5}」のように、シナリオ開始置き換え文字を記載します。